人生100年時代! どうすれば病気にならず健康で長生きできるか。
長年生きていれば、体のあちこちに変化が現れます。これが老化です。
血管がまず老化します。
そして、心臓をはじめさまざまな臓器の機能に支障をきたします。
血管は、動脈、静脈、毛細血管の3つに分かれます。
動脈・静脈は大量の血液を運ぶ幹線道路。毛細血管は各家庭まで伸びる生活道路と考えるとわかりやすいと思います。
毛細血管は、全血管の99%を占めています。
すべてつなげると10万キロの長さ(約地球2周半)になります。
人体最大の臓器とも呼ばれています。
毛細血管の役割は、体内の約60兆個の細胞と物々交換をすることです。
毛細血管の5つの働き
①全身の細胞に酸素を届け、細胞から二酸化炭素をかいしゅうする。
②全身の細胞に栄養素を届け、細胞から老廃物を回収する。
③ウイルスや細菌の侵入を防ぐ免疫細胞を必要な場所に運ぶ。
④体に必要な情報を伝えるホルモンを運ぶ。
⑤体温を一定に保つ。
血液循環の肝と言えます。
人は血管と共に老いる
年齢を重ねても、動脈や静脈の数はほぼ変わらないですが、毛細血管は大幅に減少してしまいます。
なぜなら、毛細血管が老化すると、管があるのに血液が流れないゴースト血管になり、いつしかきえてしまうからです。
毛細血管の数は、20代をピークに減り始め、45歳ごろから減少の勢いが加速。60代になるとピーク時から4割も減ってしまいます。
ゴースト血管化が進むと、細胞に酸素や栄養素がうまく届けられず、老廃物の回収にも支障が出ます。それが、さまざまな病気の原因になり、場所によっては、命にかかわる疾患の可能性も高まります。
ゴースト血管の原因は、加齢だけとは限りません。高血糖や脂質異常など、生活習慣病も血管には好ましくありません。自律神経やホルモンの乱れを招く不規則な生活も血管に大きなダメージを与えます。
この血管の老化の前に、なす術は、ないのでしょうか?
そんなことはありません。何歳からでも、毛細血管を増やすことは可能です。
衰えた毛細血管の修復と健康的な血管の新生のためにやるべきこと。
①血流をよくする。
②血管をゆるめる。
③血管をゆるめたままキープする。
具体的にはどのような方法が良いかという事ですね。
食事、運動、入浴、自律神経のバランスを整える、睡眠すべてかかわってきます。
私が推奨する方法は、水素を生活に取り入れることです。
なぜ水素なのでしょうか?それは、老化を抑制する抗酸化作用があるからです。
抗酸化作用のある物質や食品もありますが、
①分子サイズが大きくて臓器まで浸透しない。
②水に溶けにくく腸から吸収されにくい。
③直ぐに消耗されてしまう。
などのデメリットがあり、効率が良くないことが分かっています。
水素は、身体に必要な活性酸素には反応せずに過剰に作られた活性酸素にだけ反応して
無害な水に変えてしまいます。
そして、地球上で最も小さな物質なので、身体の奥深くまで入り込みます。
脳内の血液脳関門を通過できるのです。
おすすめは、水素風呂・足湯・手湯・水素ガス吸入です。
短時間で効率的に摂取することが出来ます。